旧仙台藩領キリシタン殉教遺跡を巡るコース
17世紀初頭、伊達政宗が治めていた仙台藩では、慶長遣欧使節の派遣に象徴されるように、海外との交流やキリシスト教をめぐる動きが見られました。一方で、同じ時代、旧仙台藩領の一部では、禁教政策のもと、信仰を貫いた人々が弾圧される出来事も起きていました。
本モデルコースでは、こうした時代背景をふまえ、旧仙台藩領に残るキリシタン殉教に関わる史跡を訪ね、東北地方におけるもう一つの歴史の側面を紹介します。
当時、この地域で行われた大規模な摘発や処刑は、信仰の問題にとどまらず、藩の統治や地域社会にも大きな影響を及ぼしました。のどかな田園風景の中に残る史跡や祈りの場を訪ねることで、歴史上の出来事を、より身近なものとして感じることができます。
また、当館では、慶長遣欧使節や当時の国際交流の歴史を紹介しており、本モデルコースとあわせて見学することで、17世紀初頭の東北地域が置かれていた状況について、理解を深めるきっかけとなります。
※本ページでは、過去に企画された地域周遊型ツアーの掲載内容をもとに、個人でも訪れることができる史跡や立ち寄りスポットを抜粋し、モデルコースとして紹介しています。
【1】大籠殉教記念クルス館
大籠(おおかご)地区には、キリスト今日弾圧の歴史を今に伝える「大籠キリシタン殉教公園」があり、その中の「大籠殉教記念クルス館」では、殉教に関わる出来事を静かに振り返る場として、多くの人が訪れています。

【2】大籠キリシタン資料館
大籠キリシタン殉教公園の一角にある大籠キリシタン資料館では、戦国時代から江戸時代にかけての「たたら製鉄」の普及・発展の歴史とあわせて、キリスト教の布教や、キリシタン殉教の歴史について、展示を通じて学ぶことができます。

【3】長徳寺
禁教時代において、潜伏キリシタンであることを承知のうえで檀家として受け入れ、保護していたと伝えられる寺院です。当時の地域社会と信仰の関係を考える手がかりとなる場所です。

【4】海無沢三経塚
キリスト教の信仰を守り続けた人々が処刑されたとされる場所、海無沢三経塚(かいなしざわ さんぎょうづか)には、遺体が葬られた塚が残されています。現在は殉教者を慰霊する十字架が建てられ、静かな祈りの場となっています。

周辺の食事どころ
周辺には、食事や休憩が可能な施設があります。
詳細な位置や内容については、以下の地図をご参照ください。 モデルコース周辺お食事処マップ
関連コンテンツのご紹介(外部リンク)
本ページで紹介している旧仙台藩領のキリシタン殉教遺跡については、当館を拠点とした歴史探訪コンテンツとして、オンライン講座を中心としたプログラムも企画されています。慶長遣欧使節と同時代に起きた出来事や、当時の信仰と地域の歴史について理解を深める内容となっています。
以下の外部ページもあわせてご参照ください。
▶ 忘れられた物語を呼び覚ます旅・旧仙台藩領キリシタン殉教遺跡巡礼ツアー
▶ 忘れられた物語を呼び覚ます旅・旧仙台藩領キリシタン殉教遺跡巡礼 個人向けパック




